コラム
2021.08.02認定こども園 ICT活用パートナーを募集する理由
<持続可能なクラウドサービス活用のために・・・ユーザー版DX>
保育業界に限らず市販の業務用クラウドサービスは業種、業務ごとにそれなりの開発投資がされていて、導入コストも比較的安価なものも多いのですが、不特定多数のユーザーを想定して開発されていることもあってシステム機能が画一的で、個々のユーザーニーズを満たそうとすると追加の開発コストを要求されることが多いのも事実です。また、これらのサービスには元来ユーザー自身が管理すべき個人情報やユーザー固有の情報が含まれているにもかわらず、これらを運用しているシステムの開発資料は一切ユーザーには開示されません。
さらには、仮に一方的なサービス料金の値上げ、サービス停止などがあったとしてもユーザーはサービスのプロバイダーに対してほとんど抵抗できず、一旦サービスが開始されてしまえば知る人ぞ知るサービスプロバイダー優位という一面が露呈して参ります。
このような問題を解決してサービスプロバイダーと適正な信頼関係を構築するために、黒磯幼稚園「すくすくオンライン」開発チームは 同業の ICT 活用パートナーを募集いたします。「すくすくオンライン」 の活用ノウハウを相互に共有し、開発資料を複数のユーザー間で自主管理することで真に開かれたクラウドサービスの利用環境を実現いたします。
また、先進的なクラウドサービスプロバイダーにご協力をいただくため、TOSS(特定条件下における開発情報の秘密保持及び利用契約)に基づくオンラインサービス事業者(クラウドサービスプロバイダー)を募集いたします。
詳しくはこのホームページの「お問い合わせ」をご利用の上ご確認ください。
<以下、保育業界におけるクラウドサービスユーザーDX基本方針例>
- 最高責任者は、ICT に関する全て判断を担当者や専門家に任せっきりにしない。
- 自分の園が改善すべき課題を職員間で共有できるようにするためのリーダーを養成する。
- 自分の園に必要なサービス(アプリ)を探し出し、調達できる人材を育成する。
- 改善に必要な機材、通信環境、システム、アプリ、サービスは何回でも採用の度に評価する。
- 外部の事業者からサービス、アプリを導入する場合、業者者自体の消滅も視野に入れておく。